(1)近義の里=こぎのさと(水間鉄道)
この駅名を車内アナウンスで聞いたとき、この検定を思いつきました。
(2)清児=せちご(〃)
こんな言葉はありそうですがね。
(3)名越=なごせ(〃)
「なごし」と読んでしまいそうです。
(4)三ケ山口=みかやまぐち(〃)
この駅の近くに「三ケ山」という地名がありますが、こちらは「みけやま」と読むそうです。お隣の岸和田市にも「三ケ山町」という町がありますが、こちらは「さんがやまちょう」です。
(5)京終=きょうばて(JR桜井線)
「終わる」と「果てる」ので「京終」でしょうか?京都ではなく、奈良にある駅です。
(6)帯解=おびとけ(〃)
随分色っぽい駅名ですね。近くにある帯解寺は、安産祈願のお寺です。
(7)櫟本=いちのもと(〃)
「櫟」の字がまず読めません。
(8)巻向=まきむく(〃)
読めないことはありませんが、普通はこんな読み方はしないでしょう。
(9)香久山=かぐやま(〃)
これは百人一首にも出てくるので結構有名ですね。
(10)畝傍=うねび(〃)
こちらも飛鳥時代からの由緒正しき地名です。
(11)畠田=はたけだ(JR和歌山線)
難読駅名という割には普通の名前。こんな苗字の人もいますが、僕は「はただ」のイメージが強いです。
(12)志都美=しずみ(〃)
「しとみ」でも「しづみ」でもありません。
(13)御所=ごせ(〃)
市名にもなっており、奈良県民や近鉄沿線住民には有名ですが、他の土地の人は「ごしょ」と読んでしまいそうです。
(14)掖上=わきがみ(〃)
「掖」という漢字がわかれば読めます。
(15)隅田=すだ(〃)
漫才コンビ・アジアンの片割れはもちろん「すみだ」と読みます。
(16)中飯降=なかいぶり(〃)
これは初めて見る人には絶対に読めない超難読駅名といえるでしょう。
(17)笠田=かせだ(〃)
前の会社にはここに住んでいたイヤな上司がいましたね。性格も駅名もヒネくれている(笑)。
(18)名手=なて(〃)
中日の荒木や井端とはなんの関係もありません。
(19)布施屋=ほしや(〃)
JR和歌山線は珍名の宝庫です。なんでわざわざこんな難しい読み方にするのか、サパーリ理解できません。
(20)千旦=せんだ(〃)
松下幸之助さんはこの地で生まれたそうです。せんだみつおとは関係無いと思われます。
(21)平城山=ならやま(JR関西本線)
奈良時代は「平城京」を「ならのみやこ」と読んでいたという説があります。
(22)放出=はなてん(JR片町線)
出ました!大阪人なら誰でも知ってる、関西人以外にはほとんど知られていない難読駅名。当然「ハナテン中古車センター」発祥の地です。
(23)祝園=ほうその(〃)
なぜ素直に「しゅくぞの」と読まないのだろう。
(24)伽羅橋=きゃらばし(南海高師浜線)
なぜこんな名前が付いたのか、不思議な駅名です。
(25)河堀口=こぼれぐち(近鉄南大阪線)
近鉄南大阪線沿線住民の僕としては普通に読んでいましたが、よくよく考えるとこれも難読ですね。
(26)布忍=ぬのせ(〃)
同上。
(27)恵我ノ荘=えがのしょう(〃)
再同上。
(28)土師ノ里=はじのさと(〃)
再々同上。
(29)孝子=きょうし(南海本線)
「こうし」でも「たかこ」でもありません。
(30)六十谷=むそた(JR阪和線)
「谷」を「や」とか「たに」と読む地名は多いのですが、なぜ「た」で止めてしまうのでしょう。
(31)学文路=かむろ(南海高野線)
受験生には縁起のいい名前で、実際に訪れる受験生も多いそうです。ついでに駅名も覚えましょう。絶対に試験には出ないでしょうが。
(32)栂・美木多=とが・みきた(泉北高速鉄道)
珍しい二つの地名が組み合わさった、珍しい駅名。アナウンスを聞くと「とがみ」という地名の「北」にあるような印象を受けます。
(33)信太山=しのだやま(JR阪和線)
大阪人には有名な所で、陸上自衛隊があります。自衛隊があるということは、要するに、アッチャのほうでほにゃらほにゃら……(以下自粛)。
(34)百舌鳥八幡=もずはちまん(南海高野線)
「八幡」は、京都府では「やわた」、北九州市では「やはた」、滋賀県では「はちまん」と読み、番場蛮の先輩も「はちまん」です。この駅の近くにはJR阪和線の「百舌鳥(もず)」駅があり、漢字三文字ひらがな二文字という、日本唯一の駅名です。
(35)弥刀=みと(近鉄大阪線)
この検定で唯一、一発変換ができなかった駅名。よほど知られていないのでしょうか。母親方の実家がここにありました。
(36)柏原=かいばら(JR福知山線)
兵庫県にある駅ですが、大阪府内にあるJR関西本線の「柏原」は「かしわら」と読みます。「かっしわばらよしえ」さんもいましたね。
(37)萱島=かやしま(京阪本線)
「萱」という字もなかなか難しいものです。
(38)八戸ノ里=やえのさと(近鉄奈良線)
青森県には「八戸(はちのへ)」がありますが、大阪では「はちのへさと」とは読みません。
(39)枚岡=ひらおか(〃)
「枚方(ひらかた)」のように「枚」を「ひら」と読むのは大阪の特徴なのかもしれません。
(40)淡輪=たんのわ(南海本線)
「探偵!ナイトスクープ」で取り上げられた「びちびちビーチ」はこの淡輪の近くにあります。
(41)深日港=ふけこう(南海多奈川線)
大阪南部にある駅で、かつてはここからフェリーが発着していましたが、現在ではそれも無くなり、すっかり寂れてしまいました。
(42)当麻寺=たいまでら(近鉄南大阪線)
かつてはこの近くにある寺を「當麻寺」と書き、現在でも地名として「當麻」という名前が残っています。
(43)網干=あぼし(JR山陽本線)
JR西日本の京都・大阪・神戸・姫路を結ぶ快速・新快速の終着駅としてときどき使われるので、関西人には結構有名な駅ですね。
(44)英賀保=あがほ(〃)
「英」を「あ」と読む地名はときどき見かけますが、やはり珍しいでしょう。
(45)妻鹿=めが(山陽電鉄本線)
「妻」を「め」と読むところがミソですね。「女」を「め」と発音する場合もあるし、「夫婦(めおと)」の「め」は本来「妻」のほうの発音でしょう。
(46)飾磨=しかま(〃)
姫路市の区名になっているので結構有名です。ちなみに、姫路市に存在する「区」は政令指定都市のそれとは異なり、区役所などは存在しません。
(47)鵯越=ひよどりごえ(神戸電鉄有馬線)
源平合戦で有名なところ。漢字はわからなくても「ひよどりごえ」と聞くとピンとくる人も多いでしょう。
(48)中書島=ちゅうしょじま(京阪本線)
京阪特急の停車駅であり、本線と宇治線の分岐駅でもあるので、京阪沿線住民にとってはお馴染みの駅。
(49)膳所=ぜぜ(JR東海道本線)
昔、膳所高校が甲子園に出たことがあったので、この地名を憶えていました。ちなみにその時の膳所高校は、一回戦で桐生高校に0−18で惨敗しました。
(50)売布神社(めふじんじゃ)(阪急宝塚本線)
今回、この検定問題を作成するに当たって、最後の最後で見つけた超難読駅。これからも難読地名・駅名を求めて、地図を眺めることにしよう。