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ネターランド王国

国王:ハードフォーク安威川トークン

ネターランド王国憲法

第1条 本国の国名を「ネターランド王国(英名:Kingdom of the Neterlands)」と言う。
第2条 本国の国王は「禁句゛(=きんぐ)、戒名:ハードフォーク安威川トークン」とする。
第3条 本国は国王が行政・立法・司法の三権を司る、絶対王制国家である。
第4条 本国の公用語は日本語とする。それ以外の言語は国王が理解できないため使用禁止。
第5条 本国唯一の立法機関は「日記」なる国会で、国王が一方的に発言する。
第6条 本国の国民は国会での「コメント」で発言することができる。
第7条 「コメント」で、国王に不利益な発言をすると言論弾圧を行うこともある。
第8条 「コメント」で誹謗・中傷などがあった場合は、国王の独断で強制国外退去に踏み切る場合がある。
第9条 本国の国歌は「ネタおろし」とする(歌詞はid:aigawa2007の「ユーザー名」に記載)。
第10条 本国と国交のある国は「貿易国」に登録される。
第11条 その他、上記以外のややこしいことが起きれば、国王が独断で決めることができる。

ボ共今昔物語

国王は言うまでもなくネタラン国の国王であるが、と同時にボールパーク共和国(略称:ボ共)の国民でもある。
ボ共とは、週刊ベースボール(略称;週ベ)の読者投稿コーナーであり、そこに投稿する人はボ国民と呼ばれる。
したがって、国王もボ国民の一人だ。


週ベの来週号は選手名鑑号だが、先日偶然にも、1994年度の週ベ選手名鑑号を発見した。
今から14年前の週ベである。
当時はまだ、日本人メジャーリーガーは一人も存在せず、当然のことながら野茂英雄は今は亡き近鉄バファローズの投手で、監督は野茂を潰した鈴木啓示だった。
オリックスブルーウェーブ土井正三監督に代わって仰木彬監督が就任した。
この年からイチローは大ブレークして日本史上初の200安打を達成するが、この選手名鑑号ではまだ登録名は鈴木一郎のままである。
開幕直前に登録名をイチローとしたのだろう。
しかしこの選手名鑑号を見ると、当時は一軍の実績がほとんどなかったイチローが大きな顔写真入りで掲載されており、仰木監督イチローを売り出そうとかなり入れ込んでいたと思われる。
ちなみに、この年に注目された新外国人は、阪神はディアー、巨人はグラッデンという、両ダメ外人だった。


ボ共のページに目を移してみると、現在とは随分フォーマットが違う。


現在のボ共は全2ページ(アンケートやクロスワードパズルを含めると4ページ)。
そのほとんどが、野球に関する爆笑ネタに裂かれ、1本だけ「リーダーズ・ダイレクト」という500字程度のライター的な文章が書かれている。
そして上段には申し訳程度に、3枚の読者投稿によるイラストが掲載されている。


14年前のボ共は全然違っていた。
なんと、ボ共は全13ページ!
そして、その内容はかなり細かい。


まず1ページ目は「PHOTOシアター」
野球に関する1枚の写真を読者に提示し、それを元に会話を読者から募ろうというもの。
ちなみにこの号では、当時ヤクルトの苫篠賢治と元タレントの松本典子による新婚ホヤホヤのツーショット写真がネタになっていた。
この写真で掲載されていたネタを一つだけ紹介しよう。


苫篠「ノリコ」
典子「コロッケ」
苫篠「毛糸」
典子「トマピョン……キャー負けちゃった」
 新婚なんてこんなもんよ。

……なんていう、まったく笑えないネタが6本も1ページにわたって掲載されていた。


2、3ページは、今でもお馴染みの爆笑ネタコーナー。
当時は「カン違い法権」というコーナー名が付いていた。
……とはいえ、面白いネタもあるのだが、やはり現在と比べるとレベルが高いとは言えない。
現在にはないコーナーで「もしも…」というのがあったが、これは「今週のテーマ」に沿って投稿を募るというコーナー。
この号のテーマは「もし、ベンチ内の監督や選手の声を放送できるようになったら?」というもので、「長嶋監督が選手名を覚えていないのがバレる」というネタが掲載されていた。


その他のコーナーは「きっといる」「なんとなく似ている」「ダジャレーな日々(現在では「ダジャレー夫人の恋人」)」「あったら怖い」という、現在でもお馴染みのコーナーだ。
やはりボ共の伝統は当時から現在まで受け継がれている。
ただ、当時の2ページには「ひとこと掲示板」や「今週の1等賞(イラストコーナー)」に多くを割かれており、現在のボ共に比べると質量共に劣っている。
当時はメール投稿がなかったため、あまり競争が激しくなかったとも思えるが。


次の2ページで掲載されているのは「リーダーズ・ダイレクト」
現在では週に1本しか掲載されていないが、当時は3本。
しかも現在のようなライター的な文章ではなく、各週によってテーマを決めたファンの応援メッセージのようなものだ。
そしてこのページでも、ハガキや写真で多くのスペースが割かれている。


次の2ページは「ベースボールゼミナール」というコーナー。
現在の週ベでいうと「雑学トリニティー」だろうか。
当時から「トリビア(TRVIA)」という言葉が使われていたことに驚かされる。


次のページにあったのが「レターキャッチボール」というコーナーで、文通や物々交換などを募っていて、なんと読者は自らの住所を堂々と名乗っている。
個人情報に厳しい現在では考えられないコーナーだ。
次のページにあるのは「相性スコアブック」という、女性とプロ野球選手の相性をホロスコープで占うという、なんの根拠もないインチキコーナー。


そして次の2ページを占めているのが、現在のボ国民でも憶えている人がいるであろうコーナーである。
それは「タイトルバトラー養成塾」というコーナーで、週によってテーマを決め、そのテーマに沿ってスポーツ新聞が見出しにしそうなタイトルを付けようというもの。
ちなみにこの週のテーマは「入団」で、7つの作品が採用されていた。
そのうちの、最高点を獲得したネタを紹介しよう。
当時は「タイトバ」のカリスマと言われた、真田虫さんの作品。


入団発表即退団!
・まるで契約金の持ち逃げ事件
・新人選手、入団発表の席で肩の張りを訴える
・「実は僕、江川門下生なんです」


……。
ボ国民のみなさま、ぜひ参考になさってください。


次のページは「スーパーエキセントリックファンクラブ」。
まあ、熱狂的なファンの心情を紹介しているコーナーだ。
次のページは、現在でもあるクロスワードパズル。
現在ではアンケートの次のページにある。


ボ共も時代によって随分様変わりしたものだ。
「歌は世につれ、世は歌につれ」というが、「ボ共は野球につれ、野球はボ共につれ」といったところだろうか。