ネターランド王国憲法

第1条 本国の国名を「ネターランド王国(英名:Kingdom of the Neterlands)」と言う。
第2条 本国の国王は「禁句゛(=きんぐ)、戒名:安威川敏樹」とする。
第3条 本国は国王が行政・立法・司法の三権を司る、絶対王制国家である。
第4条 本国の公用語は日本語とする。それ以外の言語は国王が理解できないため使用禁止。
第5条 本国唯一の立法機関は「日記」なる国会で、国王が一方的に発言する。
第6条 本国の国民は国会での「コメント」で発言することができる。
第7条 「コメント」で、国王に不利益な発言をすると言論弾圧を行うこともある。
第8条 「コメント」で誹謗・中傷などがあった場合は、国王の独断で強制国外退去に踏み切る場合がある。
第9条 本国の国歌は「ネタおろし」とする(歌詞はid:aigawa2007の「ユーザー名」に記載)。
第10条 本国と国交のある国は「貿易国」に登録される。
第11条 その他、上記以外のややこしいことが起きれば、国王が独断で決めることができる。

ベンツ

先日、ある本を求めて難波の旭屋書店に行ってきた。
この本は相当大きな書店でないと置いていないと思ったからだ。


探しても見つからないと思ったので、店にあるパソコンで検索したが、結果は「要取り寄せ」だった。
難波の旭屋書店のような大きな本屋でも、在庫は置いてないのか……。


気を取り直してジュンク堂に行った。
でも旭屋書店に置いていないのだから、まず期待薄だと思っていた。
もしここに無ければ、梅田に行って旭屋書店ジュンク堂紀伊國屋書店をシラミ潰しに探そうと決めた。


ジュンク堂のパソコンで検索してみると、在庫があるとも無いとも書いておらず、ありそうな本棚の場所だけ書いていた。
もっとハッキリ書けよな、ジュンク堂
仕方なくそれをプリントアウトして、その場所を探してみた。
案の定、見つからない。
似たような名前の本はあるのだが、僕の探している本とは違う。
近くに女子店員がいたので、プリントアウトした紙を見せて、この本はどこにありますか、と訊いた。
紙を受け取った女子店員は一生懸命探してくれた。
見当違いの場所を。
そこには無いと思いますよ、と言いたいところをぐっとこらえていると、女子店員は諦め、内線で上司に本の場所を問い合わせた。
聞こえてきた内容によると、この本はわかりやすいところにあるそうだ。
多分、似たような名前の本と勘違いしているんだろうな、この上司は。
内線で指示を受けた女子店員は再びこの本を探し始めた。
相変わらず見当違いの場所を。
当然見つからず、女子店員は上司を内線で呼び出した。
やってきた上司と思われる男性店員は一目散にあるべき本棚に突進し、「この本ですね」と僕に差し出した。
危惧していた通り、その本は、似たような名前の本だった。
「違います。タイトルはよく似ていますが、ここに正式なタイトルが書いています」とプリントアウトした紙を渡した。
「すいません、すぐに調べます」と言って男性店員は立ち去った。
まったく、不慣れな女子店員任せにせず、最初からパソコンで在庫状況を検索すればいいものを。
この様子だとどうせ在庫なんて無いんだから、ムダな時間をすごしてしまった。
ジュンク堂も一流大型書店の名が泣くぞ。


やがて男性店員が戻ってきて「この本ですね!」と僕に一冊の本を見せた。
その本は「社長のベンツは本当に4ドアなのか?」というタイトルだった。


おお、まさしくこれだ!
旭屋書店にすら置いていない本の在庫を持っているなんて。
やるじゃないか、ジュンク堂
さすがは一流大型書店だ。
おかげで梅田まで行かずに済んだ。


ちなみに「社長のベンツは本当に4ドアなのか?」とよく似た名前の本とは、ベストセラーにもなった「なぜ、社長のベンツは4ドアなのか?」だ。
タイトルはよく似ているが、その意味は正反対だ。
社長のベンツは本当に4ドアなのか?」では「なぜ、社長のベンツは4ドアなのか?」のタイトルに疑問を持ち、大中小を問わずあらゆる企業の社長専用車を調査した。
この実にイヤミな調査によると大手企業、中小企業の65社のうち、社長専用車を持っていた企業はたったの15社。
その15社のうち、ベンツを社用車としていたのは僅かに1社(中小企業)、しかもそのベンツは2ドアだった。


ただし、この二つの本はタイトルこそ似ていても(あるいは正反対でも)、書こうとしている趣旨は全く違う。
なぜ、社長のベンツは4ドアなのか?」では、別に「社長の車はベンツで、しかも4ドアだ!」と主張しているわけではなく、わかりにくい企業会計のからくりを素人にもわかるように解説している本だ。
したがって、ベンツの4ドア云々についても、単なる例え話にすぎない。


一方の「社長のベンツは本当に4ドアなのか?」も別に「なぜ、社長のベンツは4ドアなのか?」の間違いを糾弾するための本ではなく、世の中の素朴な疑問に答えるという趣旨だ。
この本の元になっているのが朝日放送の「ムーブ!」という番組だ。
この番組には視聴者投稿のコーナー「ムーブの疑問」で得た取材から、この本が作られている。
実は日本中を席巻した社保庁年金問題も、元々は「ムーブの疑問」が震源地だった。
この年金問題自民党は今年の参院選で大敗し、今のねじれ国会が生まれたのだから、この投稿者は日本を変えたとも言える。
もし総選挙で与党が惨敗なんてことになったら、大げさに言えばたった一つの投書が、日本の政治体制そのものを根底から変えてしまったことになる。


我がネタラン国も対岸の火事とは言えまい。
クーデターを防ぐため、徹底した言論弾圧を行う!
国王に逆らう発言をしたものは徹底的に処罰せよ!


ちなみに国王の公用車は、カローラ・フィールダーである。