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安威川敏樹のネターランド王国

お前はチョーマイヨミか!?

ネターランド王国憲法

第1条 本国の国名を「ネターランド王国(英名:Kingdom of the Neterlands)」と言う。
第2条 本国の国王は「禁句゛(=きんぐ)、戒名:安威川敏樹」とする。
第3条 本国は国王が行政・立法・司法の三権を司る、絶対王制国家である。
第4条 本国の公用語は日本語とする。それ以外の言語は国王が理解できないため使用禁止。
第5条 本国唯一の立法機関は「日記」なる国会で、国王が一方的に発言する。
第6条 本国の国民は国会での「コメント」で発言することができる。
第7条 「コメント」で、国王に不利益な発言をすると言論弾圧を行うこともある。
第8条 「コメント」で誹謗・中傷などがあった場合は、国王の独断で強制国外退去に踏み切る場合がある。
第9条 本国の国歌は「ネタおろし」とする(歌詞はid:aigawa2007の「ユーザー名」に記載)。
第10条 本国と国交のある国は「貿易国」に登録される。
第11条 本国の文章や写真を国王に無断で転載してはならない。
第12条 その他、上記以外のややこしいことが起きれば、国王が独断で決めることができる。

朝青龍の野望

週刊ネタラン8月2日号


日本国の国技である大相撲のグランドチャンピオンたる横綱朝青龍が、腰の疲労骨折を理由に地方巡業をキャンセルしながら、母国モンゴルでサッカーに興じていたため、日本相撲協会朝青龍を二場所出場停止、減俸30%という厳しい処分を下した。
この件に関し、本誌では独自取材を行った。
すると、驚くべき事実が浮き彫りになった。


今回の朝青龍のモンゴル行きの目的は、モンゴルに「ドルジの穴」という悪役力士養成機関を創設することだった。
モンゴルの孤児たちをスカウトし、「ドルジの穴」で、朝青龍得意の「マゲつかみ」などの反則技を徹底的に教え込み、日本相撲協会に恐怖の悪役力士を送り込む予定だという。
また、世界的サッカープレーヤーだった中田英寿氏と接触したのは、朝青龍自身の最大の必殺技「けたぐり」を完成すべく、足技のスペシャリストたる中田氏にコーチを依頼したらしい。
この朝青龍の動きに危機感を抱いた日本相撲協会が、異例とも言える横綱厳罰処分に踏み切ったようだ。


そしてこの日本相撲協会の処分に、朝青龍が素早く動いた。
なんと、東京・両国国技館で九月に行われる秋場所で、同じ期間中に東京・日本武道館で、ドルジの穴主催の「覆面相撲ワールドリーグ戦」を開催するというのだ。
世界中から悪役力士を集め、反則自由のルールで相撲リーグ戦を行うという。


こんなもの、日本の相撲ファンが容認するわけがないとタカをくくっていた日本相撲協会だったが、なんと横綱になったばかりの白鵬がこの「覆面相撲ワールドリーグ戦」に参加するという情報を本誌が入手した。
朝青龍と同じモンゴル出身の白鵬は、当然のことながら朝青龍を尊敬していた。


この事実だけを見ると、白鵬が日本の大相撲協会を裏切ったように見えるが、そういうわけではないようだ。
実は、朝青龍白鵬は星の売買を巡って対立しており、既に絶縁状態だという。
この金銭トラブルについて、白鵬は「金の亡者」というイメージが業界ではついてまわったが、実はそうではなかった。
白鵬には「ちびっこハウス」というみなしごたちの施設に援助するため、金が必要だったのだ。
本誌の調査によると、白鵬はマゲをヅラで隠し「ダテ・ナオート」という名のブルジョワのモンゴル人になりすまして資金援助をしていたようだ。


みなしごたちの愛情に触れ、朝青龍とは決別し、正義の力士に生まれ変わった白鵬だったが、なぜか秋場所を欠場し、「覆面相撲ワールドリーグ戦」に出場する決意を固めた。
理由は、「ドルジの穴」が用意した莫大な優勝賞金だった。
これは秋場所の優勝賞金とはケタが違う。
なぜ白鵬がこれだけの金が必要だったか?
これは、ある孤児の少女に、目の手術を受けさせるためだったらしい。
「覆面相撲ワールドリーグ戦」で優勝できれば、少女の視力が回復するかも知れないのだ。


日本相撲協会及び相撲ファンからは「裏切り者」呼ばわれをされるであろう白鵬は、「覆面相撲ワールドリーグ戦」に挑もうとしている。